「埋没毛は放置しておけば治る」は本当?
「埋没毛は放置しておけば治る」と聞いて放置しているのに全然治らないなんて経験ありませんか?
せっかくムダ毛処理を我慢してまで放置しているのに治らないんじゃ意味ありませんよね。
今回は埋没毛(埋もれ毛)が放置しても治らない理由と簡単で安い治し方、予防法などを詳しく解説します。
なぜ埋没毛が治らないのか
埋没毛は毛抜きやカミソリを使ってムダ毛処理をした結果、肌が傷つき、毛穴がふさがってしまうことでできてしまいます。
本来なら毛穴をふさいでしまった皮膚は、肌のターンオーバーによりいずれ剥がれていきます。
なので埋もれた毛は放置すれば治ると言われています。
しかし放置しても治らないということは起こりえます。
なぜかというと、紫外線やストレス、ホルモンバランスの変化などの原因から肌のターンオバーは乱れることがあるからです。
肌のターンオバーって何?
肌のターンオバーとは
基底層で新しい肌が作られて、有棘層、顆粒層と徐々に肌表面へ向かって上がっていき、最後は古い肌(角質)となって剥がれていくサイクルのことです。
このサイクルは28日間で起きますが、28日経てば埋没毛がなくなるわけではありません。
今日作られた皮膚は28日後以降に角質となって剥がれます。
これが毎日起きています。
つまり毎日少しづつ新しい皮膚が作られ、少しづつ古くなった角質が剥がれていくのです。
本来であれば古くなった角質は自然にに剝がれていきます。
しかし、このサイクルが乱れると、古い角質は剥がれなくなり、角質の細胞の間を埋めている脂質や水分などの保湿成分が作られなくなります。
保湿成分が作られなければ肌は乾燥し、さらに角質が厚くなってしまいます。
角質が剥がれなくなったうえに、肌の乾燥によって角質が厚くなることにより、いくら放置しても埋没毛が治らないという状況が生まれます。
埋没毛の取り出し方
埋没毛は毛を外に出すことでしか治せません。
医療脱毛を受ければ治ると言っているサロンもありますが、医療脱毛を受けて埋没毛が外に出てくることはありません。
あくまで医療脱毛は埋没毛を起こさないための予防法です。
一般的に埋没毛を外に出すには
スクラブやピーリングが効果的と言われています。
しかし、これらより安くて効果的なやり方があります。
それは垢すりです。
この方法なら顔とデリケートゾーン以外の全身を一気に解決できます。
処理しにくい二の腕や太ももの裏の埋没毛も自分で処理できます。
用意するもの ・・・垢すり
方法:湯船に10分~15分ほど肩まで浸かる
お湯の温度は40度~42度ぐらい
そして垢すりで擦る
この時石けんやボディーソープは使いません。
垢がポロポロでたらうまくできてる証
※湯船に10分は浸からないと垢が取れません。
※お風呂上りは必ず保湿してください。
保湿は埋没毛の予防になります。
補足
新品の垢すりは、使う前に1度か2度石けんで洗って乾かしてから使ってください。
開封してすぐに使うとほとんど垢が取れません。
擦るのは肌に悪いというイメージがあるかもしれません。
しかし、スクラブやピーリングだって肌を擦りますよね?
それに垢すりはあくまで剥がれるべき角質だけを剝がし(不要な角質)、肌のターンオバーを促してくれるので、決して肌に悪くはありません。
ついでに言うと垢すりには、血行を良くする効果もあります。
埋没毛を放置すれば色素沈着や腫れ、毛嚢炎を起こしますから、放置することの方がずっと肌に悪いのです。
※肌に悪くないとはいえ、やりすぎてしまうと当然肌を傷つけることになります。
なので肌のターンオバーを意識し、間隔をあけて少しづつ行ってください。
埋没毛の根本的な治療 二度と埋没毛を起こさないために
抜いたり剃ったりするムダ毛処理は埋没毛が高確率で再発します。
だから二度と起こしたくないなら、「抜く」「剃る」以外の方法でムダ毛処理をしましょう。
1番のおすすめは医療脱毛
費用はかかりますが、ムダ毛処理する必要がなくなるので、これからの生活が少し楽になります。
毛根から毛を焼き切れば、埋没毛になることもありません。
2番目におすすめなのは光脱毛器
医療脱毛と同じく毛根から焼き切ることでムダ毛処理ができます。
しかし医療脱毛と比べるとパワーが弱いので生えなくなることはありませんが1年以上使い続けると毛が薄くなっていくものが多いです。
医療脱毛より安いので、費用を抑えたい方におすすめです。
また家でできるので身近に医療脱毛できる施設がなかったり、時間がない方にもおすすめです。
光脱毛器でも十分高いなと思うかもしれませんが、分割払いにすれば月々の負担は少なくなりますし、これから先ずっとシェーバーや除毛クリームを使い続けることを考えたら、結果的に費用を抑えることができます。
さらに脱毛だけでなく、美容器としての効果もあります。